転勤を命じられて、寒冷地に引っ越ししました。先に転勤されていた先輩より布団乾燥機が必需品だ！と言われたのですが、布団乾燥機なんて生涯で使用したことがありません。興味が無かったことから家電量販店に並んでいたことも知りませんでした。そんな布団乾燥機初心者の筆者が商品を購入して試してみた内容です。

布団乾燥機の効果と電気代

筆者は寒いお布団対策に購入予定ですが、世の中はそれだけではないようです。主に4種類の効果（対策）のための家電で、電気代は標準モードでおおよそ1回数十円かかるようです。また、布団乾燥機の使用時の注意事項として、最近人気の低反発系のマットレスは熱に弱いので低温の送風が良いようです。

1.梅雨対策

梅雨の時期など、長期間に雨で布団が干せないときに布団を乾燥させたい時に使う。いわゆる室内干し。

2.ダニ対策

一部の布団乾燥機にダニ退治モードが搭載している。高温を長時間保持するので電気代がかかる。ダニは乾燥と高温に弱く、温度50℃以上が20～30分続くと大体死滅するそうです。そのため、一部の布団乾燥機でダニ退治モードがあり、ダニ対策として使用するようです。

検索件数も多いことから一定の需要があるみたいですがどうなんでしょう。 これ本当に有効なんでしょうか？疑問です。 布団の表面が50℃以上にならないのに、ダニは死ぬのか？という疑問を払拭できません。 ダニ、熱さを感じたら逃げませんかね？敷布団の裏側や掛布団の表に逃げるだろうし、元々熱の効果が小さい場所にいたダニは死なないので、また増えてしまうのではないでしょうか。全滅しないので一定期間で元に戻りますよね。それなら、コインランドリーに1回行って乾燥させた方が手間もかからず合理的な気がします。コインランドリーの乾燥機は80℃くらいなので、逃げ場所も無いからダニも全滅しますし。または、車を所有している人なら、条件次第ですが、夏に布団を車の中に入れておくと社内が50℃以上になるので死にます。どちらも毎回がんばるより効率的ですよね。「とりあえず、今日ダニの恐怖から解放されたい。」という人用かと。 なお、ダニを死滅させた後は掃除機で吸うことをお忘れなく！新たな餌になりますよ。

ペットを飼われていて常にダニやノミの脅威に晒されている方には有効なのかもしれません。

3.花粉・排気ガス・PM2.5・喘息対策

花粉や排気ガスやPM2.5など外干しリスクを抱えている地域に住んでいる人に人気があるようです。喘息持ちの人や花粉症の人など、布団を外に干すリスクに晒されている人にとって、室内干しができることは大きなメリットです。家に喘息持ちで重度の花粉症の人がいるので春先に活躍してくれるでしょう。

4.寒さ対策

我が寝活はまず布団を温めることからが始まる。。。
そんな方に布団温めておきました的な感動を与えてくれる効果を期待したい。今回の購入のメインである。冷え性で温まり難い人にもお勧めできそう。

布団乾燥機の種類

次に商品選定。布団乾燥機はどうやら、3種類に分かれているようです。即ち

「マット型」、「ホース型」、「マット＆ホース不要型」

です。

「マット型」

布団の中にマットと呼ばれる袋を挿入して、マットの中に温風を送風して布団を温める。使用後に膨らんだマットをたたむタイプ。

「ホース型」

布団の中にホースを挿入して、ホースから温風を送風して布団を温める。使用後はホースを片付けるタイプ。

「マット＆ホース不要型」

布団の端に本体をセットして、本体布団の端から本体から温風が送風され、布団を温める。使用後は本体のみ片付けるタイプ。最近販売され始めた。

布団乾燥機のまとめ

価格と電力をおおよそまとめると以下のようになりました。（2017/12月現在）

人気は数年前から出ている「マット＆ホース不要型」のようです。
やはり毎日使用するものですから、お手軽に使えるほうが後悔も少ないようですね。

布団乾燥機RF-AC20のレビュー

マット型は片付けが大変過ぎて、倉庫の肥やしになること必須だったので候補外。ホース型かマット＆ホース不要型かで悩みましたが、ホースを片付けるのも面倒だと感じそうなので、マット＆ホース不要型の先駆者である象印さんのRF-AC20を購入しました。
言われるがままに布団乾燥機を購入してみたのですが、使ってみて快適さに驚きました。

ふっくら仕上げ

ふっくら、温かいお布団に寝られる幸せに中毒性を感じます。布団の端からの送風で温める能力に若干不安を感じていたのですが、問題ないレベルです。

手間いらず

とにかく使用前のセットと使用後の片付けも楽で、毎日使っていますが苦になりません。温かいふっかふっかの布団にしてくれる象印のスマートドライを購入してとても良かったです。

スマート　ドライ　RF-AC20　スペック